1990-12-04 第119回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 閉会後第1号
そのエネルギー弾性値というのがしばしば将来の予測などというものにも使われますので、その歴史的変遷を見てみますと、実はそこに幾つかの資料をコピーしてきましたけれども、恐縮でありますが、これはもともとの書物が外国書でありますので、そのままコピーしたものですから英語が出ております。
そのエネルギー弾性値というのがしばしば将来の予測などというものにも使われますので、その歴史的変遷を見てみますと、実はそこに幾つかの資料をコピーしてきましたけれども、恐縮でありますが、これはもともとの書物が外国書でありますので、そのままコピーしたものですから英語が出ております。
外国書の翻訳には、日本訳には十年留保は認められるけれども、外国で日本の本を外国語訳にしようとすると、日本で本が出てから十年ではない、著作者の死後三十八年という、いまの著作権法の一般保護期間の原則が適用される。決して相互主義ではないということが、先年のベルヌ同盟ストックホルム改正会議で確認されております。これは議事録に出ております。つまり、川端康成さんや三島由紀夫さんの小説が、英訳、独訳で出ます。
それから飛躍的なやはり増加を願わなければならぬ大学の例で言いますと、年間にはなはだしいところに参りますと、まあ一学科といいますか、何冊かのとにかく外国書が買えるにとどまっておる。
その中には外国書を開いて、二、三行読まして、こまかく翻訳させるのじゃなくて、読めるかどうかということを審査をする、そういう程度にとどめております。あるいは東大の前学長であったかと思いますが、いやその二外国語の試験をするというような方法じゃなくて、書いた論文が代作であるかどうかを確める程度だ、こういうような方法については、いろいろ意見がある。それはそれぞれの大学にまかしてあるわけです。
これは、わが国の研究者や学生の間で外国書が高価なために、低廉な偽版書の需要が相当多いということにもよりますが、また一方では現行の著作権法の罰則規定が軽いことが偽版書を横行させている原因となっているのであります。しかも、この種のいわゆる海賊版は、国内の正規の出版者ではなく、不法な常習者によって秘密裏に複製頒布されているのが実状でございます。
わが国における外国書の無断複製行為は、今日国際的にも非難の的一となっており、このために、わが国は外国の信用を失墜し、そのため、外国書の輸入が困難となるような事態も招来しているのであります。 ところが、著作権法の罰則規定は、明治三十二年制定当時のままであり、著作権を侵害した者は、罰金等臨時措置法によりましても、せいぜい最高二千円以下の罰金に処せられるだけであります。
予算といいますか、日本の生活を、もっと学者が図書の購買力を持つようになり、学生が容易に外国書も買えるようになるということが、これはもう海賊版を解消するという、不名誉を回復する前提になるのですが、現実はそういうふうにいかぬ。
これは、わが国の研究者や学生の間で外国書が高価なために、低廉な偽版書の需要が相当多いということにもよりますが、また、一方では現行の著作権法の罰則規定が軽いことが偽版書を横行させている原因となっているのであります。しかも、この種のいわゆる海賊版は、国内の正規の出版者ではなく、不法な常習者によって秘密裏に複製頒布されているのが実情でございます。
戦後外国書の輸入が非常に困難な事情から、外国書のそういった海賊版を出版すれば確かに売れるというような観点から、出たものと思います。それからまた、戦後外国書が、洋書が非常に日本へ輸入されました場合に、高くて一般の人たちはなかなか手が出せないというような事情も確かにございました。
ただいまのところで外国書をどのくらい買えるかというと、実にあわれむべきものでありまして、それも高い本は買えませんからして、平均単価の安いものを買っておるのであります。世界の図書館を見まするといろいろございますけれども、こんな哀れな国立図書館というものは、少くとも文化国家にはないように思うのです。
○国立国会図書館長(金森徳次郎君) 今のお話は、実際大切なことでありまして、私の方でもここに入った外国書はできるだけよその図書館に知らせるということも従来やっておりました。
先ほど申し上げましたように、わずかに百分の一、しかもほんとうに一流の本だかどうだか、計算の関係でそう確信も持てない、たとえば一冊五万円以上もするような本を買っていくには、非常な苦しみをしなければならぬというような状態でございまして、いろいろと目算をしてみますと、まず一ぺんにというわけにはいかぬと思いますが、年に外国書だけで六、七千万円買うことができますれば、だんだん蓄積していくと、まあそのうちにはよくなっていくんじゃないか
それから地方の大学等で、どのくらい買っておるのか、よくは正確なことはわかりませんが、そのくらい外国書を買っているのは、まず府県立の中学の大学であって、いい大学はもっとずっと外国書を買っておるらしいのであります。
そういう意味で、これはただ机の上のことだとか、外国書の翻訳とかいうことでなく、これを実際上に考えて行くことがよいと思いますから、場合によれば、そういうものができましたらごらんに入れてけつこうだと思つております。
すなわち、民間情報教育事業の図書は外国書であり、一部専門家しか利用できないものであり、それは主として技術、文化方面の投資に呼応するものであります。もしこの点がそうでないならば、何ゆえ六・三回その他日本人の一般教育費をもつと多議に一般予算に計上しないのか。